ご挨拶・団体概要

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ご挨拶・団体概要

2025年7月6日がんと運動フェスティバル 
広瀬眞奈美 「私のがんとの旅〜がんと運動〜」

*プログラムのQRコードは、こちらになります。
音声でお届けします♪
(音楽は、フェスティバルのスペシャルゲストの三四朗さんCD ”Melodies of Love”)

 

 

 

一般社団法人キャンサーフィットネス 代表理事 広瀬 眞奈美

2022年にがんで死亡した人は385,797人(男性223,291人、女性162,506人)で、死亡総数の24.6%を占めており、 1981年から連続して死因のトップになっていますが、一方で、5 年相対生存率(2009~2011 年の診断例)は 64.1% と年々向上しています。これは、診断技術や治療技術の進歩により長期生存も見込めるようになったからです。それに伴い,がん治療を終了した患者さん,または治療中の患者さんも増加しており,1999 年では 298 万人,2015 年では 500 万人を超え,その後さらに毎年60 万人づつ増加し続け、現在では700 万人以上のがんサバイバーが日常生活を送っています。
つまり、がん=死の時代から、”がんと共に生きる時代”へと変わってきたのです。

私も乳がんサバイバーです。ステージIIIの乳がんと診断されてから、おかげさまで16年が経とうとしています。
左乳房全摘、リンパ節郭清、化学療法、放射線、10年間のホルモン療法も行いました。これらの治療の副作用や後遺症は、時に大変辛いものでした。術後2年目に生じたリンパ浮腫は2度と治りませんし、一生つき合っていかなければと思うだけでも、気持ちが負けそうになった時もありましたが、だからこそ、そんな時こそ、必ず気持ちを元気にしてくれる運動を行なってきました。こうして今も元気に過ごせることは、めざましい医療の進歩のおかげであることはもちろんのことですが、運動の力は大変大きかったと思います。

今も、手術で動きにくくなり、退院後、生活に支障が出てしまう方も多くいらっしゃいますが、現在の医療システムでは、外来では、がんのリハビリテーションを保険で受診することはできません。
私も、術後の腕や脇の痛みや痺れなどが辛く、しかし病院では受診できず、誰に相談してよいか大変悩みました。
それがきっかけで、身体機能や運動理論の勉強をし、アメリカにがん患者のための運動療法を学びに行きました。そのとき、アメリカで運動クラスを受講している患者さんを初めて見たときは、笑顔で楽しそうに身体を動かしている様子に衝撃を受けました。日本でもこのように運動できる機会があったら、、、
そう強く思いました。帰国後、その思いを実現しようと、2012年にMoving For Life Japan (乳がんフィットネスの会)を立ち上げました。2年間、参加するがん患者さんがどんどん明るく元気になっていくことが嬉しく、そして2014年に、どのがん種の方もご参加いただけるようにしたいと、キャンサーフィットネスを設立する運びとなりました。

2012年から13年、のべ1万人以上のたくさんの患者さんがご参加くださいました。
最初は暗い表情だった方も、参加するたびに、明るくなり笑顔も見られるようになり、心身ともに回復されていかれました。
運動というと、苦手、嫌いなどと思う方も多くいらっしゃいますが、
ここでは、皆さんの運動のイメージを捨てていただきたいのです。
ダンベルを持ったり、苦しく激しく運動することはありません。

緊張した体をほぐし、動きやすい体を作り、少しづつ体力を回復し、社会復帰していただくためのエクササイズやセミナーなどを様々にご用意しています。

キャンサーフィットネスにご参加の方は、がん種も治療も様々ですが、倦怠感や、痺れ、痛み、関節痛、動きにくさなど、ご対応しながら、講座では、体の機能や動き方を学んでいただいたり、運動教室では、楽しく、気持ちよく、体を適切に動かしていただけるようご指導しています。半年でも継続していただけると、心身ともに回復を感じていただけると思います。
今までの実際に、多くの方が改善され社会復帰されていきました。
また、仲間とつながったり、お話することも、気持ちの上で大いに癒しや励ましになることもあります。

2020年にコロナ感染が拡大し、数年間、人とリアルに会うこともできなくなり、キャンサーフィットネスの活動もずいぶん変わりましたが、このおかげで、オンラインサロンHello!を併設することができたことにより、自分の都合で毎日運動を継続でき、人とのつながりも身近に感じられ、その結果、体力の向上を促進できることにつながりました。

現在は、コロナも落ち着き、会場での開催も行なっておりますが、リアルでも、オンラインでも、同じように繋がり、どこにいても、いつでも運動ができる新しい時代が到来したことは、がん患者にとって大変喜ばしいことでもあります。

さあ!ここまで読んでくださった皆さん!

「がんになったら運動しよう!」が、キャンサーフィットネスの合言葉です。

いますぐ窓を開いて、胸や腕を広げ、深呼吸してみて下さい。
これも立派なキャンサーフィットネスがお伝えしたい“運動”です。
気持ちも明るく変化していきます。

動くことは、生きること。動けば、必ず心も動きます。命が輝きはじめます。
これは、私が一番辛い時に、運動をして発見したことなんです。

少しでも多くの方が、
私のように一人で悩まず、
少しでも元気になって、自信がついて、
笑顔で社会に復帰できたらと願い、
日々、キャンサーフィットネスの活動を行なっております。

私はいつも皆さんのそばにおります。
気軽にお声をかけて下さい。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

Moving For Life!

人生を動かす力は、あなた自身の中にあります。

たとえ小さな一歩でも、動くことが未来につながる。

からだも、こころも、ゆっくり、あなたのペースで動かしませんか♪          

「命を動かそう」ーその先に、笑顔が待っています!!

 

2025年7月1日

 

 

役員紹介

 

理事
杉本亮子(Ryoko Sugimoto)

ボディコンディショナー
CancerFitness認定インストラクター
MFL認定インストラクター
大学講師

お茶の水女子大学大学院にて舞踊教育学(動作学)を専攻し修士課程を修了。2002年からの2年間、文化庁在外研修員としてニューヨークに渡り、ダンスやボディ・コンディショニングを本格的に学ぶ。
その後、Laban/Bartenieff Institute of Movement StudyにてCMA(Certified Movement Analyst)、Physical Mind Instituteにてピラティス・マットエクササイズ指導資格を取得。さらにAmy Matthews氏のもとでヨガを、Michelle Gay氏のもとで空手を研修するなど、身体への多角的なアプローチを深めてきた。

現在は、昭和音楽大学やスタジオアーキタンツ、芸術家のくすり箱などでダンサーやミュージカル俳優に向けた専門指導を行う一方、慶應義塾大学、東京女子大学、立教大学などでも一般体育やボディ・コンディショニング、解剖学、運動生理学の教育に携わっている。

2012年、キャンサーフィットネス代表の広瀬眞奈美氏とともに、ニューヨークのMoving For Life主催の教師養成コースに参加。2013年に資格を取得し、がん経験者に向けた運動指導を本格的に開始。

キャンサーフィットネスでは、「動くからだ作り学講座&運動教室」「キャンサーヨガピラティス」「ミュージカルダンス教室」「インストラクター養成専科」などを担当。とくに**「動くからだ作り学講座」**は、2014年より毎年継続して開催され、参加者から大きな信頼を得ている。

No「動くからだ作り学講座」、Noキャンサーフィットネス!!
今や、「動くからだ作り学講座」があるからこそ、キャンサーフィットネスがある——。そう言えるほど、私たちの活動の基盤となる講座です。

杉本先生は、身体と丁寧に向き合い、「知って」「感じて」「整える」ことの大切さを伝えるプロフェッショナルです。理論と実践をやさしく結びつける講義と運動指導は、多くの患者さんの「動ける喜び」を支えています。

👇 クリックしてご覧下さい♪

杉本亮子先生  講座についてのお話 動画

 

 

 

 

理事
辻 哲也 先生

慶應義塾大学医学部
リハビリテーション医学教室 教授

 

理事
守田 亮 先生

秋田厚生医療センター 呼吸器内科 科長

 

顧問
小原眞知子先生

日本社会事業大学教授
国際ソーシャルワーカー連盟アジア太平洋会長
日本医療ソーシャルワーカー協会副会長
厚生労働省がん対策推進協議会委員

 

顧問
田中喜代次先生

筑波大学名誉教授
(2018年3月まで筑波大学大学院 人間総合科学研究科 スポーツ医学 教授)

 

 

団体概要

運営者情報 一般社団法人キャンサーフィットネス
設立年月日 2014年6月10日
代表理事 広瀬真奈美
所在地 東京都港区六本木 7-21-6

 

2025年7月6日がんと運動フェスティバル 
広瀬眞奈美 「私のがんとの旅〜がんと運動〜」

*プログラムのQRコードは、こちらになります。
音声でお届けします♪
(音楽は、フェスティバルのスペシャルゲストの三四朗さんCD ”Melodies of Love”)

 

 

 

一般社団法人キャンサーフィットネス 代表理事 広瀬 眞奈美

2022年にがんで死亡した人は385,797人(男性223,291人、女性162,506人)で、死亡総数の24.6%を占めており、 1981年から連続して死因のトップになっていますが、一方で、5 年相対生存率(2009~2011 年の診断例)は 64.1% と年々向上しています。これは、診断技術や治療技術の進歩により長期生存も見込めるようになったからです。それに伴い,がん治療を終了した患者さん,または治療中の患者さんも増加しており,1999 年では 298 万人,2015 年では 500 万人を超え,その後さらに毎年60 万人づつ増加し続け、現在では700 万人以上のがんサバイバーが日常生活を送っています。
つまり、がん=死の時代から、”がんと共に生きる時代”へと変わってきたのです。

私も乳がんサバイバーです。ステージIIIの乳がんと診断されてから、おかげさまで16年が経とうとしています。
左乳房全摘、リンパ節郭清、化学療法、放射線、10年間のホルモン療法も行いました。これらの治療の副作用や後遺症は、時に大変辛いものでした。術後2年目に生じたリンパ浮腫は2度と治りませんし、一生つき合っていかなければと思うだけでも、気持ちが負けそうになった時もありましたが、だからこそ、そんな時こそ、必ず気持ちを元気にしてくれる運動を行なってきました。こうして今も元気に過ごせることは、めざましい医療の進歩のおかげであることはもちろんのことですが、運動の力は大変大きかったと思います。

今も、手術で動きにくくなり、退院後、生活に支障が出てしまう方も多くいらっしゃいますが、現在の医療システムでは、外来では、がんのリハビリテーションを保険で受診することはできません。
私も、術後の腕や脇の痛みや痺れなどが辛く、しかし病院では受診できず、誰に相談してよいか大変悩みました。
それがきっかけで、身体機能や運動理論の勉強をし、アメリカにがん患者のための運動療法を学びに行きました。そのとき、アメリカで運動クラスを受講している患者さんを初めて見たときは、笑顔で楽しそうに身体を動かしている様子に衝撃を受けました。日本でもこのように運動できる機会があったら、、、
そう強く思いました。帰国後、その思いを実現しようと、2012年にMoving For Life Japan (乳がんフィットネスの会)を立ち上げました。2年間、参加するがん患者さんがどんどん明るく元気になっていくことが嬉しく、そして2014年に、どのがん種の方もご参加いただけるようにしたいと、キャンサーフィットネスを設立する運びとなりました。

2012年から13年、のべ1万人以上のたくさんの患者さんがご参加くださいました。
最初は暗い表情だった方も、参加するたびに、明るくなり笑顔も見られるようになり、心身ともに回復されていかれました。
運動というと、苦手、嫌いなどと思う方も多くいらっしゃいますが、
ここでは、皆さんの運動のイメージを捨てていただきたいのです。
ダンベルを持ったり、苦しく激しく運動することはありません。

緊張した体をほぐし、動きやすい体を作り、少しづつ体力を回復し、社会復帰していただくためのエクササイズやセミナーなどを様々にご用意しています。

キャンサーフィットネスにご参加の方は、がん種も治療も様々ですが、倦怠感や、痺れ、痛み、関節痛、動きにくさなど、ご対応しながら、講座では、体の機能や動き方を学んでいただいたり、運動教室では、楽しく、気持ちよく、体を適切に動かしていただけるようご指導しています。半年でも継続していただけると、心身ともに回復を感じていただけると思います。
今までの実際に、多くの方が改善され社会復帰されていきました。
また、仲間とつながったり、お話することも、気持ちの上で大いに癒しや励ましになることもあります。

2020年にコロナ感染が拡大し、数年間、人とリアルに会うこともできなくなり、キャンサーフィットネスの活動もずいぶん変わりましたが、このおかげで、オンラインサロンHello!を併設することができたことにより、自分の都合で毎日運動を継続でき、人とのつながりも身近に感じられ、その結果、体力の向上を促進できることにつながりました。

現在は、コロナも落ち着き、会場での開催も行なっておりますが、リアルでも、オンラインでも、同じように繋がり、どこにいても、いつでも運動ができる新しい時代が到来したことは、がん患者にとって大変喜ばしいことでもあります。

さあ!ここまで読んでくださった皆さん!

「がんになったら運動しよう!」が、キャンサーフィットネスの合言葉です。

いますぐ窓を開いて、胸や腕を広げ、深呼吸してみて下さい。
これも立派なキャンサーフィットネスがお伝えしたい“運動”です。
気持ちも明るく変化していきます。

動くことは、生きること。動けば、必ず心も動きます。命が輝きはじめます。
これは、私が一番辛い時に、運動をして発見したことなんです。

少しでも多くの方が、
私のように一人で悩まず、
少しでも元気になって、自信がついて、
笑顔で社会に復帰できたらと願い、
日々、キャンサーフィットネスの活動を行なっております。

私はいつも皆さんのそばにおります。
気軽にお声をかけて下さい。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

Moving For Life!

人生を動かす力は、あなた自身の中にあります。

たとえ小さな一歩でも、動くことが未来につながる。

からだも、こころも、ゆっくり、あなたのペースで動かしませんか♪          

「命を動かそう」ーその先に、笑顔が待っています!!

 

2025年7月1日

 

 

役員紹介

 

理事
杉本亮子(Ryoko Sugimoto)

ボディコンディショナー
CancerFitness認定インストラクター
MFL認定インストラクター
大学講師

お茶の水女子大学大学院にて舞踊教育学(動作学)を専攻し修士課程を修了。2002年からの2年間、文化庁在外研修員としてニューヨークに渡り、ダンスやボディ・コンディショニングを本格的に学ぶ。
その後、Laban/Bartenieff Institute of Movement StudyにてCMA(Certified Movement Analyst)、Physical Mind Instituteにてピラティス・マットエクササイズ指導資格を取得。さらにAmy Matthews氏のもとでヨガを、Michelle Gay氏のもとで空手を研修するなど、身体への多角的なアプローチを深めてきた。

現在は、昭和音楽大学やスタジオアーキタンツ、芸術家のくすり箱などでダンサーやミュージカル俳優に向けた専門指導を行う一方、慶應義塾大学、東京女子大学、立教大学などでも一般体育やボディ・コンディショニング、解剖学、運動生理学の教育に携わっている。

2012年、キャンサーフィットネス代表の広瀬眞奈美氏とともに、ニューヨークのMoving For Life主催の教師養成コースに参加。2013年に資格を取得し、がん経験者に向けた運動指導を本格的に開始。

キャンサーフィットネスでは、「動くからだ作り学講座&運動教室」「キャンサーヨガピラティス」「ミュージカルダンス教室」「インストラクター養成専科」などを担当。とくに**「動くからだ作り学講座」**は、2014年より毎年継続して開催され、参加者から大きな信頼を得ている。

No「動くからだ作り学講座」、Noキャンサーフィットネス!!
今や、「動くからだ作り学講座」があるからこそ、キャンサーフィットネスがある——。そう言えるほど、私たちの活動の基盤となる講座です。

杉本先生は、身体と丁寧に向き合い、「知って」「感じて」「整える」ことの大切さを伝えるプロフェッショナルです。理論と実践をやさしく結びつける講義と運動指導は、多くの患者さんの「動ける喜び」を支えています。

杉本亮子先生  講座についてのお話 動画

 

 

 

 

理事
辻 哲也 先生

慶應義塾大学医学部
リハビリテーション医学教室 教授

 

理事
守田 亮 先生

秋田厚生医療センター 呼吸器内科 科長

 

顧問
小原眞知子先生

日本社会事業大学教授
国際ソーシャルワーカー連盟アジア太平洋会長
日本医療ソーシャルワーカー協会副会長
厚生労働省がん対策推進協議会委員

 

顧問
田中喜代次先生

筑波大学名誉教授
(2018年3月まで筑波大学大学院 人間総合科学研究科 スポーツ医学 教授)

 

 

団体概要

運営者情報 一般社団法人キャンサーフィットネス
設立年月日 2014年6月10日
代表理事 広瀬真奈美
所在地 東京都港区六本木 7-21-6